仙台放送
津波で児童74人が犠牲となった宮城県石巻市の大川小学校をめぐり、石巻市に賠償を命じた判決が確定したことを受け、亀山市長が遺族に謝罪しました。
東日本大震災の津波で、児童74人が死亡または行方不明となった大川小学校をめぐっては、遺族23人が訴えた裁判で、最高裁は今年10月、石巻市と宮城県の上告を退け14億3600万円あまりの賠償を命じた判決が確定しました。
これを受け亀山紘市長は1日、遺族およそ30人と面会し謝罪しました。
石巻市 亀山紘市長「決して取り返しのつかない悲劇を引き起こしてしまったこと、愛するお子様との元通りの生活を願うご遺族の皆様には何の慰めにもならないと承知しておりますが、お亡くなりになられたお子様のご冥福を心よりお祈り申し上げ、謝罪の言葉とさせて頂きます。誠に申し訳ございませんでした」
このあと亀山市長は大川小学校を訪れ、慰霊碑の前で黙とうを捧げました。
亀山紘市長「尊い命を守ることができなかったことに対して申し訳ない。このような悲劇が絶対二度とないように伝えていく必要がある」
次女を亡くした紫桃隆洋さん「やっと子供たちにごめんねと話してくれたんだなと思った。子供たちに分かるような謝罪をして子供たちに分かるような防災の取り組みを実現してほしい」
大川小学校は今後、震災遺構として保存され、石巻市は保存のあり方などについて遺族と意見交換会を重ねることにしています。
仙台放送
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2019-12-01 09:30:00Z
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