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Friday, March 31, 2023

皆川 明さんのお墨付き。今作りたい「ミナ ペルホネン」のおいしいレシピ6選 - ELLE JAPAN

ミナ ペルホネンの秘密のレシピ

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「ミナ ペルホネン」のショップ「コール」は、よりすぐりの食材を集めたグローサリーが見逃せない。併設のカフェ「家と庭」のシェフが、ミナのイベントや店で提供していたレシピを特別に教えてくれた。『エル・グルメ No.32』掲載。


Photos NORIO KIDERA, MASAAKI INOUE(Akira Minagawa's Portrait), MASAHIRO SAMBE(Call), Styling MAKIKO IWASAKI
 

厳選のグローサリーで作る、「ミナ ペルホネン」の食卓

ファッションに始まりインテリアやテーブルウェア、そして食や宿へと活動の領域を広げる「ミナ ペルホネン」。意欲的なものづくりを続ける皆川 明さんは、オリジナルの料理がレシピ本になるなど、料理上手としても知られている。自宅の戸棚には友人の作家によるものをはじめ、大切に選ばれた器が並ぶ。器を眺めながら、似合いそうなシチュエーションや料理に思いを巡らせるのは、多忙な皆川さんに想像力と活力を与えてくれる大切な時間だ。

東京・青山「コール」は、そんな「ミナ ペルホネン」の食への思いが込められている。「ミナ ペルホネン」の洋服と共に並ぶのは、国内外の作家やヴィンテージの器。さらには食材や調味料が集まるマーケットも充実している。皆川さんが「とても香りのよい名品。料理好きの友人の手土産にも最適です」と教えてくれた「ザハラ」のオリーブオイルなど、生産の背景に共感し、自身も愛用する食材が集まる。

併設するカフェ「家と庭」では、店で扱う食材も用いながら、ほっと気持ちが和むような料理を提供。今回は店やイベントで提供し好評を得たメニューのレシピを特別に伝授してくれた。おいしい「ミナ ペルホネン」の世界をぜひ自宅で楽しんでみて。

皆川 明さん
1995年に「minä perhonen」の前身となる「minä」を設立。ハンドドローイングを主とする図案によるテキスタイルデザインを中心に、衣服、家具や器、店舗や宿の空間ディレクションなどデザイン活動を行っている。

レシピを教えてくれたのは……

皆川貴之さん
「ミナ ペルホネン」の表参道のショップ「コール」の併設カフェ「家と庭」でシェフを務める。

ではさっそくレシピをチェック。
 

シーン1:セネガルの煮込み料理を主役にしたコンフォートなメニュー

上空から見下ろした木立を描いた「フォレストドット」のテキスタイルを合わせたテーブル。サラダとチキンマフェを大皿に盛って、好きなだけ取って。

右から、山田洋次さんの赤土の四角皿、ジェシカ・ニエロの平皿/共に皆川 明さん私物。「タンバリン 深皿」各¥7,920、ティモ・サルパネヴァのキャンドルホルダー各¥7,700、キャンドル「ヒノヒ」グリーンミックス¥1,760/以上「ミナ ペルホネン」。その他スタイリスト私物。

1 シーザーサラダ 黒オリーブとアンチョビのパウダー

パウダー状のドレッシングで定番サラダをおしゃれに!

メイン材料/ベーコン、ミックスリーフ、黒オリーブ、アンチョビ、パルミジャーノ・レッジャーノなど

レシピはこちら

2 チキンマフェ

ピーナッツでリッチな味わいの煮込み料理。

メイン材料/鶏もも肉、玉ねぎ、にんじん、セロリ、トマト、じゃがいも、パプリカなど

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シーン2:自家製パスタと野菜のグリルで満足感のあるランチ

立体的な花の刺しゅうが施されたテキスタイル「ボヌール」に、野菜のグリルが映える食卓。オレキエッテは「タンバリン プレート」に盛り付けて。

右から「タンバリン プレート(小)」各¥3,850、カイ・フランクによるフラワーベース「サルガッソ」¥46,200/共に「ミナ ペルホネン」。大嶺實清さんの器/皆川 明さん私物。グラス「ホイップ」各¥3,630「タンバリン プレート(大)」各¥5,500/共に「ミナ ペルホネン」。その他スタイリスト私物。

3 オレキエッテ

手打ちのオレキエッテを即席サルシッチャで食べる。

メイン材料/強力粉、卵、豚粗挽き肉、玉ねぎ、マッシュルーム、セージ、タイムなど

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4 野菜のグリル、味噌バルサミコソース

味噌が隠し味のバルサミコソースが新鮮。

メイン材料/生麩、れんこん、にんじん、カリフラワーなど

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シーン3:緑茶とチョコレート風味の大人のデザートをお酒と一緒に

これからの季節にうれしい、スパイスが甘く香る温かなモルドワイン。デザートと共に「タンバリン」のテキスタイルでスタイリングして、心和むテーブルが完成。

右から「サムタイムズ ラッキー プレート(大)」各¥6,930、コースター(参考商品)、その他スタイリスト私物。

5 緑茶ジェラート

櫻井焙茶研究所の茶葉が爽やかに香る。

メイン材料/牛乳、生クリーム、櫻井焙茶研究所「淡ブレンド」など

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6 チョコレートのセミフレッド しょうゆクリームソース

チョコレートとしょうゆ、ティムールペッパーの意外な相性。

メイン材料/製菓用チョコレート、卵、生クリーム、しょうゆ、ティムールペッパーなど

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call(コール)

「ミナ ペルホネン」の洋服をはじめ、国内外の作家によるアイテムが並ぶ。野菜や調味料、ナチュラルワインがそろうグローサリーコーナーも充実。

call

東京都港区南青山5-6-23 スパイラル5F
tel. 03-6825-3733
営業時間/11:00〜20:00

ie to niwa(家と庭)

「コール」に併設されているカフェ。ほっとするような優しい料理と、コーヒーやナチュラルワイン、ビールが楽しめる。天井の美しいテキスタイルにも注目。

ie to niwa

東京都港区南青山5-6-23 スパイラル5F
tel. 03-6825-3733
営業時間/11:00〜20:00(19:30L.O.)

『エル・グルメ No.32』掲載

『エル・グルメ No.32』には、人気店のこだわりレシピが勢ぞろい! どんなにシンプルな一皿にも、プロが作る料理には“おいしい秘密”が隠れている。仕上がりの味が変わる下ごしらえや意外な調理法など、プロが何度も作ってたどり着いたとっておきの技を、太っ腹にも大公開!

「プロ直伝の料理にトライしたい」と思ったら、『エル・グルメ No.32』をチェックして。

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今日はなに作る? 4月のレシピカレンダー【2023年】 - ELLE JAPAN

今日はなに作る? 4月のレシピカレンダー

『エル・グルメ』のレシピデータベースから、週替わりのテーマに合わせて毎日おすすめの料理をご紹介。今月は、第1週:卵レシピ、第2週:春のパスタレシピ、第3週:たけのこレシピ、第4週:春の豆レシピをお届け!

>>2023年3月のレシピカレンダーはこちら

4月1日「『オルランド』のしらすと青とうがらしのフリッタータ」

第1週:卵レシピ

東京・神泉の人気イタリアン「オルランド」の看板料理の「イタリアンオムレツ」は、卵の甘みに青唐辛子のほのかな辛みが特徴。外は香ばしく、中はとろとろの2つの食感を楽しもう。

メイン食材/卵、釜揚げしらす、にんにくなど

レシピはこちら

4月2日「タイ風揚げ卵の前菜」

第1週:卵レシピ

ゆで卵に、衣をつけて揚げたアジアンおつまみ。好みでソースにツナやサッと炒めた挽き肉、海老などを加えてもおいしい。

メイン食材/卵、パクチー、アーリーレッドなど

レシピはこちら

4月3日「貧乏人のパスタ」

第1週:卵レシピ

南イタリアでポピュラーなパスタレシピ。具材は卵とペコリーノ・ロマーノだけ。くずした半熟の目玉焼きで濃厚なうま味が生まれる。

メイン食材/卵、ペコリーノ・ロマーノ、スパゲティなど

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4月4日「『ペタンク』のウフマヨ」

第1週:卵レシピ

東京・浅草の人気ビストロ「ペタンク」の名物料理「ウフマヨ」は、半熟のトロトロの黄身と、マヨネーズの濃厚さのバランスがベスト。前菜としてビールや泡と一緒に味わって。

メイン食材/卵、アンチョビペースト、生クリームなど

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4月5日「スコーンのエッグベネディクト風」

第1週:卵レシピ

朝ごはんの定番メニューをスコーンでアレンジ。コーンポタージュで風味付けしたソースに、とろ~り食感の半熟卵とスコーンをよく絡ませて。

メイン食材/卵、スコーン、ベーコンなど

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4月6日「『食堂おがわ』の出し巻」

第1週:卵レシピ

京都の和食店「食堂おがわ」直伝のだし巻レシピ。だしをたっぷり含んでいるのでとってもジューシー。ふるふる食感もたまらない。

メイン食材/卵、水溶き葛、大根おろしなど

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4月7日「『エッグスラット』のスラット」

第1週:卵レシピ

LA発の卵料理専門店「エッグスラット」の店名ともなっている「スラット」は、マッシュポテトと半熟卵をガラス瓶に詰めたスペシャリティ。パンにディップして召し上がれ。

メイン食材/卵、じゃがいも、バゲットなど

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4月8日「『トーキョースタンド』のコンビーフと半熟卵のポテトサラダ」

第1週:卵レシピ

東京・新橋にある酒場「トーキョースタンド」の人気ポテサラを再現。半熟卵のまろやかなコクとコンビーフのうま味、滑らかなじゃがいもが相性抜群!

メイン食材/卵、コンビーフ、じゃがいもなど

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4月9日「卵黄ハート」

第1週:卵レシピ

コチュジャンに漬けた卵黄をハート型に。ねっとりした濃厚な黄身の味わいとコチュジャンの味もしっかり染み込んで存在感あり。

メイン食材/卵、コチュジャン、クリームチーズなど

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4月10日「スナップえんどうのクリームパスタ」

第2週:春のパスタレシピ

パスタソースは、スナップえんどうをブレンダーにかけるだけで完成。隠し味に加えたアンチョビが、味に奥行きを生み出す。

メイン食材/スナップえんどう、 アンチョビ、スパゲティなど

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4月11日「あさりとあおさのペペロンチーノ」

第2週:春のパスタレシピ

貝と海藻、ダブルのうま味を満喫できる一皿。磯の香りが爽やかなパスタは、白ワインにぴったり。

メイン食材/あさり、あおさ、スパゲティなど

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4月12日「キャベツのベジラグーパスタ」

第2週:春のパスタレシピ

キャベツを挽き肉に見立てたヘルシーなラグー風パスタ。油揚げと赤味噌の和食材で奥深い味わいに。

メイン食材/キャベツ、油揚げ、スパゲティなど

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4月13日「アスパラガスのカルボナーラ」

第2週:春のパスタレシピ

アスパラガスは卵とチーズと好相性。あえてベーコンを加えず、アスパラガスだけでそのおいしさを堪能して。

メイン食材/アスパラガス、卵、スパゲティなど

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4月14日「セロリとほたるいかの春パスタ」

第2週:春のパスタレシピ

アーリオオーリオに、旬のほたるいかやナンプラーとレモンのエスニックな味付けで、アクセントをプラス。塩辛で作ってもおいしい。

メイン食材/ほたるいか、セロリ、スパゲティなど

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4月15日「さやいんげんのジェノベーゼ」

第2週:春のパスタレシピ

さやいんげんが主役の爽やかなジェノベーゼパスタ。半熟卵を絡めることで、パスタやさやいんげんがさらに味わい深くなる。

メイン食材/さやいんげん、バジル、ショートパスタなど

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4月16日「はまぐりとくるみのアマルフィー風レモンスパゲティ」

第2週:春のパスタレシピ

はまぐりのだしをたっぷり吸いこんだ、もちもちパスタがおいしいスパゲティ。レモンと唐辛子が効いて、すっぱ辛い仕上がりに。

メイン食材/はまぐり、レモン、スパゲティなど

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4月17日「冷やしたけのこのだし浸し」

第3週:たけのこレシピ

旬のたけのこを味わうなら、穂先の方を使うのがおすすめ。だしで煮て浸したたけのこの優しい味わいとやわらかい食感を楽しみたい。

メイン食材/たけのこ、かつおぶし、かつおだしなど

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4月18日「新じゃがいも、たけのこ、ケールのサラダ」

第3週:たけのこレシピ

素揚げした新じゃがとたけのこに、ケールを加えた春サラダ。香ばしい、にんにく風味のごまドレッシングと見事にマッチする。

メイン食材/たけのこ水煮、新じゃがいも、ケールなど

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4月19日「たけのことゴーダチーズの味噌漬け」

第3週:たけのこレシピ

たけのことゴーダチーズを味噌漬けにすることで、食感とコクが加わり、お酒が進むおつまみに変身。実山椒の爽やかな辛味がアクセントに。

メイン食材/たけのこ、ゴーダチーズ、赤味噌など

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4月20日「たけのことあさりのリゾット」

第3週:たけのこレシピ

あさりのうま味と旬のたけのこを存分に味わえるリゾット。好みでにんにくの量を加減したりトッピングの香味野菜を変えたりしてカスタマイズすれば、さらに楽しめそう。

メイン食材/たけのこ、あさり、米など

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4月21日「『水新菜館』のあんかけ焼きそば」

第3週:たけのこレシピ

東京・浅草橋の中華料理店「水新菜館」の看板メニューを作ってみよう。たけのこや白菜、海老など、具だくさんのあんが、かりっと揚げ焼きした麺によく絡む。

メイン食材/たけのこ、白菜、中華麺など

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4月22日「牛すじとたけのこの木の芽和え」

第3週:たけのこレシピ

牛すじとたけのこ、木の芽をオリーブオイルで和えた洋風和え物。たけのこのシャキシャキ食感と牛すじのうま味で、おつまみにもぴったり。

メイン食材/たけのこ、牛すじ、木の芽など

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4月23日「たけのこのステーキ パセリソース」

第3週:たけのこレシピ

たけのこをバターで炒めることで風味豊かに。鮮やかなグリーンのパセリソースで見た目も華やか。

メイン食材/たけのこ、パセリ、にんにくなど

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4月24日「スナップえんどうの中華茶碗蒸し」

第4週:春の豆レシピ

スナップえんどうと桜海老で作る中華風の茶碗蒸し。桜海老の風味がスナップえんどうのおいしさを引き立てる。

メイン食材/スナップえんどう、桜海老、卵など

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4月25日「グリンピースのグリル」

第4週:春の豆レシピ

さや付きのままのグリンピースをグリルするだけ、グリンピース本来の甘みある豆の味とほくほく食感がたまらないおいしさ。

メイン食材/グリンピース、塩、オリーブオイル

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4月26日「豆づくしのグリーンサラダ」

第4週:春の豆レシピ

春の豆をふんだんに使った鮮やかなグリーンサラダ。そら豆はヨーグルトと一緒にマッシュすることで、まったりした食感を実現。

メイン食材/スナップえんどう、さやいんげん、グリンピースなど

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4月27日「スナップえんどう&さやいんげんのハーブクリームソース」

第4週:春の豆レシピ

ハーブと生ハムのクリームソースに、歯応えのあるスナップえんどうとさやいんげんをたっぷり絡めて。濃厚でクリーミーな一品は、パスタに合わせても◎。

メイン食材/スナップえんどう、さやいんげん、生ハムなど

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4月28日「さやいんげんとオクラのオイル煮、スパイスヨーグルト」

第4週:春の豆レシピ

オイルで煮たさやいんげんとオクラに、スパイスと合わせたヨーグルトソースを添えた、シンプルな一皿。スパイシーで滋味深い味わい。

メイン食材/さやいんげん、玉ねぎ、ヨーグルトなど

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4月29日「グリーンピースと豆腐、くるみのディップ」

第4週:春の豆レシピ

グリンピースと木綿豆腐、くるみをフードプロセッサーで混ぜたら出来上がり。バゲットや野菜スティックにたっぷり塗って味わって。

メイン食材/木綿豆腐、グリンピース、くるみなど

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4月30日「スナップえんどうとほたるいかの炊き込みごはん」

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Thursday, March 30, 2023

御蔵島で郷土料理のWEBレシピ化が起こす地域活性のうねり - JBpress

 途絶えかけている地域の伝統料理を、レシピ投稿サイトでアーカイブ化する。そんな斬新なプロジェクトが、東京の有人離島の一つ、御蔵島で展開されている。その先に見据えるのは、同島への郷土愛を醸成し、Uターン者や島に残る人を増やすことだ。すでに島では、滞留した空気の澱(おり)が、動き始めている。果たして郷土料理の発掘が、どのように地域活性につながるのか。プロジェクトを担う、井上日出海さんに聞いた。

物流の発展で、郷土料理を作る家庭が激減

 井上さんは一度島を離れて戻ってきた「Uターン移住者」であるという。林業を営んでいた曽祖父が三宅島から同島に移り住んだことが始まりで、井上さんのご家族は代々御蔵島で暮らしている。そこから4代目にあたる井上さんは同島で生まれ育った後、内地の高校、そして国立短大へと進学。卒業後はそのまま内地で就職した。その約1年後、港湾業務で欠員が出た島から呼び戻される形で、21歳の時に帰郷。それから14年が経過した現在、島の港湾業務を一手に担う会社「御蔵島マリン」の代表取締役を務める。

 そんな井上さんが進めるのが、冒頭の取り組みである。正式名称は「御蔵島郷土食材・料理を持続可能な仕組みで後世へ伝承していくプロジェクト」。こちらは東京の島しょ地域のブランド化を図る東京宝島事業として進めているもの。プロジェクトのスタートは、2021年。なぜ地元の郷土料理をテーマにしたのか、井上さんはこう振り返る。

「最大の理由は、もっとも緊急性の高い課題だと感じていたからです。私たちが子供の頃は、このサイトで挙げているような料理を、日常的に食べていました。ところが船便や物流の進化で、島外のものが手に入りやすくなったことで、近年は手間のかかる郷土料理を作る家庭が大幅に減りました。美味しくて手軽に食べられるものが、他にいっぱいある状態になっていたのです。さらに郷土料理の作り方を知っている高齢の島民が亡くなったり、もう作らなくなってレシピを覚えていなかったりで、すでに途絶えてしまった料理もあります。だからこそ今レシピ化を進めないと、10年後には大半が再現できなくなってしまうだろうなと思っていました」

 内地から離れた小さな離島で物流が極めて乏しかった同島では、自然の恵みを長く食べつなぐ、保存の効く料理が発達した。代表料理には、以下のようなものがある。

・アブラアゲ…粉にしたもち米を水で練り、椿油で揚げたもの。毎年1月に島を訪れる「忌の日の明神様」は、アブラアゲを捧げていない家を蹴飛ばして壊していくとの言い伝えに則り、毎年1月24日に作る。

アブラアゲ

・「どぶ漬け」…同島では手に入らない糠(ぬか)の代わりに、米の研ぎ汁と残ったご飯で漬けた漬物。
・芋餅…サツマイモともち米で作る甘いお菓子。

芋餅

 なおこれらの料理は保存の効くものが多いことから、同プロジェクトにはもう一つの狙いがある。それが災害時の備えだ。

「もし世紀の大災害が起こった場合、離島である以上、救援物資が数ヶ月こないことも想定されます。その時、いかに食料を保存し、お腹を満たすか。その知見が、郷土料理には詰まっています。そうした観点からも、失ってはいけない文化だなと」

読むだけで古き島の風景が立ち現れる

 このようにして始まった、郷土料理を次代へつなぐプロジェクト。とりわけユニークなのは、料理のアーカイブを、日本最大のレシピ投稿・検索サイト「クックパッド」で行ったことだ。これであれば、わざわざ本の出版や印刷などを行わずとも、レシピを手軽にアーカイブできる。そして、誰でも簡単にスマートフォンやタブレット、パソコンでアクセスでき、実際に料理を作れる。そこにこそ、同プロジェクトが「持続可能」をうたう一因がある。

 一方で埋もれた郷土料理を掘り起こし、作り、レシピにまとめる作業は、リアルの世界で行う必要があった。

「まずは80代を中心とした、島の食事情をよく知る島民数名に話を聞きました。お話は料理の作り方はもちろん、当時の島の暮らしぶりや歴史などのさまざまな昔話にまで広がり、3〜4時間に及ぶこともしばしば。こういった機会がなければじっくり伺えないお話だけに、大変おもしろく聞かせていただきました。その話をベースにしながら後日、実際に料理を作り、レシピ化する作業に移りました。料理を担当したのは、60代を中心とした島民女性たち。それをレシピ化し、サイトに投稿するのは、若い世代の島民6名が担当しました」

島民の協力のもと、当時の料理を再現する様子

 加えて、島の若い世代にも広く興味を持ってもらえるようにと、プロジェクトには料理研究家も参加し、かぶつ(ダイダイとも呼ばれる柑橘系の果実)、明日葉、ヨモギといった当地の定番食材を使ったアレンジレシピもサイトに上げていった。たとえば、かぶつのスカッシュや、明日葉ジェノベーゼ、ヨモギ大福などだ。

 このようにして、何もしなければ数年後には多くが途切れてしまったであろう伝統食を、島民自身がWEBとリアルを組み合わせながらアーカイブ化した同プロジェクト。現在、同島の郷土料理18種、郷土お菓子6種、特産食材を使ったアレンジレシピ27種がサイトにアップされている。各レシピには食材の入手方法や、いつどのように食べられていたのか、島の特異な風習なども書かれていて、読むだけでも往時の島の風景が立ち現れる。

 果たして、こうした取り組みにより、島には何がもたらされるのか。

“ここでしか味わえない体験”が島を活性化

 井上さんは、こう語る。

「もちろん島外の人に広く見てもらえたら嬉しいですが、実は一番の対象としているのは、島に暮らす若い世代の方々です。島出身の方との結婚をきっかけに島に来られた方も多くいらっしゃいますが、そうした方々に島の郷土料理を食べてもらいたいんです。そして、さらにその子供世代にも引き継がれていったら嬉しいです」

 根底には、島の人に郷土愛を育んでもらいたいという思いがある。

「どうすれば、島へUターンする人や、島に残る人を増やせるか。それには、子供時代から“御蔵島ならではのユニークさ”に触れることが、重要だと思います。だからこそ島にいるうちに自然や風土、文化など、御蔵島でしか味わえない物事に、少しでもたくさん触れてもらいたい。あわせて、そうした『御蔵島で暮らしたいと思うきっかけになり得るもの』を、1つでも多く残しておきたい。郷土料理は、その柱の一つなのかなと思っています」

御蔵島は居住地域と海や山が近く、自然と隣り合わせである。

 実際に今回の取り組みに際して、島民からはこんなフィードバックがあった。

「まず参加者から出たのが、懐かしい!との声です。『昔よく食べていたよなー』と。話を聞きにいった80代のおばあちゃんたちも喜んでくれ、『今、こんなことをやっているんだよ』と年配の島民の間で話題にしてくれたようです。そして何といっても嬉しかったのが、プロジェクトをきっかけに、実際に郷土料理を作ってくれた人が何人もいたことです。私の会社では島民への配送業務も行っているのですが、1日の配送で何軒もの家から配送員がヨモギを使った季節のお菓子『はやき』を頂いてきたことがありました。また、親子で初めて郷土料理を作ってみたとの話も聞きました。さらには、小学校で郷土料理のことを学ばせたいので協力してほしいとのお話も頂いています。そうやって、まだ断片的ではあるものの、取り組みが少しずつ形になっていることを実感しています」

 こつこつ上げていった郷土料理および郷土食材のレシピは計51にのぼり、それをいつでも誰でも見られる形となった。

 井上さんは今後もさまざまな形で島と島民、あるいは島民同士をつなげる取り組みに携わり、島を活性化させていきたいと話す。郷土料理の発掘とWEBアーカイブ化により起こった新風が、10年後・20年後にどんな「うねり」に育つのか、楽しみにしたい。

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Wednesday, March 29, 2023

お腹の脂肪が気になる方に。カラダ作りをサポートする機能性表示食品「理想のレシピ MCTの効果」で良質な脂質を ... - PR TIMES


「理想のレシピ MCTの効果」は、近年注目を集めているMCT(中鎖脂肪酸)を配合したパウダー状の機能性表示食品です。生活習慣病が気になり始めた方むけで、BMIが高めの方の体脂肪やウエストサイズ(ウエスト周囲径)、内臓脂肪を減らす効果が期待できます。温かいものはもちろん、冷たいものにも溶けやすく、くせのない風味で毎日摂り入れやすいのが特徴です。日常の食事メニューが手軽に「理想のレシピ」へ。クラシエフーズはお客様の健康を応援し続けます。
 


【商品概要】
■商品名:理想のレシピ MCTの効果
■発売日:2023年3月
■容量:4.4g×28袋
■特長:
・MCT(中鎖脂肪酸)をパウダーにした粉末タイプの機能性表示食品
・BMIが高めの方の 1.ウエストサイズを減らす 2.体脂肪を減らす 3.内臓脂肪を減らす
・くせのない風味で、暖かいもの・冷たいものさまざまな飲料や食事に溶かして使用可能
・1日1スティックで、手軽に続けやすい4週間分(28袋)入り


理想のレシピブランドサイト https://www.kracie.co.jp/foods/shokuhin/risoumct/
クラシエホームページ https://www.kracie.co.jp/

【MCTとは?】
MCT(中鎖脂肪酸)は、主にヤシ科などの植物油脂に多く含まれる成分で、牛乳や母乳にも含まれます。
古くからMCTは病院食などに活用され、近年ではMCTの健康機能に着目した一般生活者向けの商品や飲食店でのメニューが日本国内でも広がりを見せています。

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ナンプラーでうま味、辛味、酸味が味わえる焼きおにぎりを作るレシピ。ビールを飲みながらつまむのにも最高 - メシ通

こんにちは! ベトナムとアジア料理研究家のKi Yamamotoです!

今回はお酒のおつまみにちょっと食べたくなる香ばしい焼きおにぎりを、冷蔵庫に眠っているナンプラーなどを使って、ひと手間かけて美味しく作ります。魚介のうま味たっぷり、そしてピリッと辛くて、あと引く酸っぱさもある、タイ料理のトムヤムクンのような味わいですよ。

たくさん作って冷凍しておけば焼くだけでいつでもすぐに食べられるので、ぜひお試しください!

Ki Yamamotoの「ナンプラー焼きおにぎり」

【材料】(1~2人分)

  • 温かいご飯 300gくらい
  • 殻付きエビ(冷凍のものは解凍しておく) 4~5尾(80g程度)
  • トマト(中) 1個(カットトマト缶150g程度でもOK)
  • 青ねぎ 4本
  • にんにく 1かけ
  • ライム 1/2個(ライム汁かレモン汁小さじ2でもOK)
  • ナンプラー 小さじ2+小さじ1(仕上げ用)
  • 砂糖 小さじ1
  • 豆板醤 小さじ1/2
  • サラダ油 大さじ1+小さじ1(おにぎりを焼く用)

作り方

1. ライムは少量ですが皮も刻んで使います。よく洗ったライムから、皮を3cmくらいの長さで2枚、薄くむきます。

白いワタの部分が付いていると苦みが出るので、表面のグリーンの部分だけ薄くむきます。1gにも満たない量ですが、刻んで入れることでライムの爽やかな香りを演出してくれます。

生のライムを使わない場合は、風味は多少変わりますがライム汁かレモン汁でもOKです。このあとで入れる果汁の分と合わせて小さじ2程度、ご飯に混ぜてください。

薄く切った皮はせん切りにしてから、みじん切りにします。残りのライムは4等分にします。

2. 青ねぎは小口切りに、

にんにくは皮をむいてみじん切りにします。

3. トマトはペースト状にするので、口あたりがよくなるよう湯むきをしてから使います。まずはヘタの付いていない方に十字の切り込みを浅く入れます。

小鍋にトマトが半分浸かる程度の水(分量外)を入れて沸かし、トマトを入れます。お玉などでトマトに湯をかけながら、20秒ほど温めてください。

表面の皮が少しむけてきたら冷水にとり、残りの皮もスルッとむきます。

湯むきが終わったら、2cm角に切ります。

ここではフレッシュな風味が入るように生のトマトを使いました。多少風味は変わりますがカットトマト缶150g程度でも代用できます。

4. エビはよく洗います。フライパンに大さじ1のサラダ油、エビを入れ、中火で1分半焼き、焼き色が付いたら裏返して同様に焼きます。

エビは殻付きのまま、少し多めの油で焼くのがポイント。殻からうま味と香りが油に溶け出します。

5. エビに焼き色が付いたら取り出して殻をむきます。

熱いので火傷に注意して皮をむきます。また、皮をむいたエビは、背側を見て黒ずんでいるところ(背ワタ)があれば包丁で切り込みを入れてかき出してください。今回は気にならなかったので取っていません。

身を2cm幅に切ります。

6. エビを焼いたフライパンにトマト、にんにく、豆板醤を入れ、焦げないように弱火で炒めます。

しばらくするとトマトから水分が出てくるので、木ベラなどを使ってトマトをペースト状に潰しながら炒めていきます。

水分が出てきてから3分ほど炒めて、トマトの水分が飛んで全体がドロッとしてきたら火を止めます。

7. 6に砂糖、ナンプラー小さじ2、エビ、ライムのしぼり汁(4等分したうちの1個分)を入れ、よく混ぜます。

8. ボウルにご飯、青ねぎとライムの皮を入れ、

7も加えてよく混ぜます。

9. 全体になじんだらざっくり3等分にしておにぎりを握ります。

今回は焼きおにぎりなので、崩れないようにギュッと握りましょう。側面も香ばしく焼けるように三角に握るのがおすすめです。

すぐに食べない場合は、冷ましてからラップに包んで冷凍して1ヵ月以内に食べ切ってください。電子レンジ600wで1つ1分くらい加熱して、解凍してから焼きます。まとめて作る時は、ご飯の量に合わせてその他の材料も増やせばOKです。

10. あとは表面に焼き色をつけて完成です。中火で熱したフライパンに小さじ1のサラダ油を引いて、おにぎりを入れます。崩れないようになるべく触らずに、表面、裏面ともに2分ほど焼きます。

側面も各1分ほど焼くとパリッと香ばしくなります。

11. 全体に焼き色が付いたら一度火を止め、仕上げに香り付けのナンプラーを小さじ1、回しかけます。

12. 器に盛り、お好みで残りのライムをしぼりながら召し上がってください。

アツアツのうちにいただきます!

カリッと焼けた焼きおにぎりを割ると、ナンプラーの香ばしい香りが漂います。すかさずひと口食べると、ピリッと広がる辛味とナンプラーのうま味が口一杯に広がってウマい! そして、追いかけるようにやってくるライムの酸味と香り。ライムの皮もいい仕事をしてくれています。

ゴロゴロ入ったエビのプリッとした食感とほのかな甘みもご飯によく合いますよ。小さな焼きおにぎりですが、うま味、辛味、酸味と一度にたくさんの味を楽しめます。

ビールを飲みながらつまむのにも、軽い食事にも最高なので、ぜひ作ってみてくださいね。それではまた次の記事でお会いしましょう!

作った人:Ki Yamamoto

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ベトナムとアジア料理研究家。調理師免許を取得後、都内の高級中国料理店で修行。その後、ベトナム人の妻URIちゃんとの出会いをきっかけに二人で一緒にベトナム料理を学ぶ。家でできるアジアご飯をテーマに、アジア各国の美味しいもののレシピや調味料、食文化に関する情報などを発信中。名前の読み方は「キーヤマモト」。好物は麺類全般。

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Tuesday, March 28, 2023

豆腐を酒がすすんで仕方ない「にんにくオイル漬け」に。時間はかかるけど難しくないつまみレシピ【筋肉料理人】 - メシ通

こんにちは、筋肉料理人です。

今日は、豆腐を使って簡単に作れる、酒がすすんで仕方ないつまみレシピ「水切り豆腐のにんにくオイル漬け」を紹介します。

基本の作り方はとてもシンプルで、木綿豆腐を水切りして、塩をふってオイルに漬けるだけ。あとは冷蔵庫で半日~1日寝かせれば、いつもの豆腐が珍味のような一品に変身です。まるでチーズのような食感、にんにくの風味もまとって、酒のつまみにもってこいですよ!

今回は豆腐を漬けるにんにくオイルと一緒に、トッピングのにんにくチップも作ります。

筋肉料理人の「水切り豆腐のにんにくオイル漬け」

【材料】3~4人分

  • 木綿豆腐 1丁(300~400g)
  • にんにく 2~3かけ
  • 塩 小さじ1+1/2
  • オリーブオイル 大さじ2+180ml
  • 刻みパセリ、黒こしょう 適量

作り方

1. まずは木綿豆腐の水切りから。豆腐は横半分に切ります。

2. よく洗ったバットや平らな皿を2枚用意します。木綿豆腐をバット1枚の上にのせ、塩小さじ1を両面に振り、

上にもう1枚のバットをのせます。

塩を振ることで水が出やすくなり、下味も付きます。

バットの上に重石(今回はボウルに水を入れたものを使いました)を置き、冷蔵庫に入れて水切りします。

重石は木綿豆腐のサイズによりますが、500g~1kgが目安です。できるだけ重いほうがよく水が切れるので、最初は500gくらいで様子を見て、潰れないようなら徐々に増やしていきます。今回はボウルに水を入れてのせ、最終的に1kgにしました。

3. 木綿豆腐を水切りしている間に、にんにくオイルとにんにくチップを作ります。にんにくは薄切りにして、

中心にある芽は爪楊枝などで押し出します。

芽を外すのは、にんにくオイルを作る時、芽が途中で外れて焦げてしまうのを防ぐため。焦げると苦みが出て風味が悪くなります。

4. フライパンにオリーブオイル大さじ2とにんにくを入れて、中火にかけます。

フライパンを傾け、端に寄せるとにんにくを揚げやすいです。

フツフツとしてきたら弱火にして、写真のように薄いきつね色になったものから取り出します。

にんにくの厚みによって加熱時間が変わります。色づいてきたものから取り出してください。

5. 水切りした木綿豆腐をそれぞれ16等分程度に切り、清潔なフタ付きの保存容器に入れ、ここでまた塩小さじ1/2を振りかけます。

もう一度塩を振り、しっかり味を入れます。

保存容器は豆腐ができるだけぴったり納まるものがオイルの量が少なく済むのでおすすめです。

6. 5ににんにくを揚げたオイル、

さらにオリーブオイル180mlを注ぎます。

7. オイルを注いだら、フタをして、冷蔵庫に入れて半日、時間があれば1日漬けて出来上がりです。

豆腐がオイルから出ないようにします。足りなければ追加でオリーブオイル(分量外)を注いでください。

8. 1日オイルに漬けた豆腐を器に盛り付け、オイルもかけたら、

にんにくチップ、刻みパセリをちらします。

仕上げに黒こしょうをふります。

容器からは清潔な箸やスプーンで取り出し、残ったら冷蔵庫で保存して次の日には食べ切ってください。豆腐を漬けたオイルも、パスタや炒めものなど加熱する料理に使えば無駄なく食べ切れますよ。

そのまま食べても、アレンジしてもウマい!

「水切り豆腐のにんにくオイル漬け」の完成です! チーズを思わせるねっとりした食感だけど、味わい自体はさっぱり系。ほのかなにんにく風味が香ばしい、フレーバーチーズのような感じもする不思議な一品です。

黒こしょうを多めにふり、にんにくチップと一緒に食べると珍味感が増してビールがいけます!

そして、いろいろアレンジして食べるのもおすすめです。

まずは「豆腐のオイル漬けとサーモンの大葉巻き」。半分に切った大葉(青じそ)で、サーモン刺身と豆腐のオイル漬けを巻いて、わさびをのせます。お好みでぽん酢しょう油をかけてください。

濃厚なサーモン刺身に、オイル漬けした豆腐のあっさりした風味が合わさってこれもウマい! 

パンと一緒に食べるのもおすすめです。食パンを4つに切ってトーストしたら、豆腐のオイル漬け、4等分に切ったミニトマト、にんにくチップをのせ、刻みパセリと黒こしょうをかけます。「豆腐のオイル漬けカナッペ」の完成です。

豆腐を漬けていたオイルをかけるとにんにくの風味がアップ! 

トマトのさわやかな酸味に、トーストの香ばしさとサクサク感と豆腐のオイル漬けのねっとりした食感。それにプラスしてにんにくチップのビターな風味で、これまたビールがいけるつまみになります。

この日は豆腐のオイル漬け、アレンジした大葉巻きとカナッペをつまみにビール、焼酎お湯割りをじっくり楽しみ、大満足の晩酌タイムになりました。時間はかかりますがやること自体難しいことはまったくありませんので、ぜひお試しください!

作った人:筋肉料理人 藤吉和男

筋肉料理人 藤吉和男

料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。レシピブログプラチナブロガー認定。

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