暖かい季節になると、「ロードバイクを始めたい」と考える人も多くなりますが、そのときにふと考えてしまうのが「自転車以外に何を用意すればいいのか?」ということです。最初に揃えるべきグッズとして真っ先に思い浮かぶのはヘルメットや盗難防止の鍵…といったところでしょうか。しかし、その他にもいろいろ持っておくべきアイテムがあります。
この記事では、ロードバイクを安全かつ最大限に楽しむために持っておきたいアイテムをまとめて紹介します。
ヘルメット
どんな自転車であれ、ほんのちょっとの距離であれ、何はなくともヘルメットはかぶってほしいです。なにしろ、自転車事故では頭部損傷が上位を占めますし、ヘルメット未装着時の死亡率は高いです。ITARUDA INFORMATION 交通事故分析レポートNo.97によると、自転車事故死傷者の損傷部位の傾向はダントツで頭部がナンバー1です。
女性は「髪型が乱れてしまうのがちょっと…」と思うかもしれませんが、命のほうが大事。装着は法律で定められてはいませんが、少なくとも「13歳未満は道交法により着用努力義務」があります。可愛らしいヘルメットを選べばそれはそれで十分素敵なファッションとして成立しますし、サイズ、カラー、形状も多種多様なのできっと似合うモノがあるはずです。
ウェア
体にピッタリフィットしたサイクルウェアは、最初は着るのに勇気がいるものです。羞恥心が芽生えてしまうのなら、無理はせずにカジュアルなタイプを選べば問題ありません。
サイクルウェアはレースに特化したアスリート向けのモノから、カフェやレストランに入るときに気兼ねしないゆったりしたモノもありますので、好みに合ったものを選べばOKです。
グローブ
初心者の中には、けっこうな割合で「自転車なんて素手でいいでしょ?」とグローブを軽視する方々がいらっしゃいますが、グローブほどやっているのとやっていないことの差が大きいアイテムはありません。
滑り止め効果があるだけでなく、衝撃を緩和してくれ、(落車等の)いざというときの怪我防止にも威力を発揮します。ロングライドのときはぜひ使ってほしいアイテムです。
ライト
夜は走らないから不要! と考えるのは危険です。車道を走るスポーツバイクは車やオートバイから見落とされやすい存在なので、ライトで視認性を高めることを心がけましょう。それに、道路交通法や各都道府県の交通規則では前照灯・尾灯をつけなければなりません。つまり法律です。
もちろん、ドライバーから見られるだけでなく、自分の視界を確保するためにも欠かせません。暗くなってから点灯するのではなく、日が傾いてきた夕方に早めのライトオンをするのが効果的です。
ベル
スポーツバイクは最初からベルが装備されていないものですが、実は必須アイテムです。各都道府県で定める内容は異なるものの、装備されていなければバイク購入後に取り付ける必要があります。
ちなみに東京都ですと、「道路交通法第71条、東京都道路交通規則第8条」に自転車運転者の遵守事項として、「警音器の整備されていない自転車を運転しないこと」と定められています。
ロック
高価なロードバイクは、盗難防止のために鍵をかけるのが当たり前。走るときは常に携行せねばならないので、まずはなるべく軽くてコンパクトなものを選ぶのがよいでしょう。
壊されにくく、堅牢性を重視すると重くて大きくなっていくものですが、そこは許容できるバランスを探って見つけてください。
空気入れ
ママチャリ(軽快車)と違って、ロードバイクのタイヤの空気は時間の経過とともに抜けやすいです。空気入れはライドのたびに必要になるので、「自転車屋さんで入れてもらえばいい」と考えるのではなく、常備しておくのがオススメです。
ただし、バルブの形状には米式、仏式、英式と複数のあるのでご自身のタイプと合うものを使ってください。ちなみに一般的なロードバイクですと「仏式」であることが多いです。
ボトルケージ
水分補給は夏だけで大丈夫なんじゃ…なんてことはなく、季節・気温に関係なく汗はかきます。ただ「わざわざ専用ボトルを買うのはちょっと…」というのであれば、ペットボトルをそのまま差し込めるタイプが良いでしょう。万が一ボトルを忘れて出掛けても、出先で調達できるので安心です。
ケミカル類
聞き慣れない成分が入ったケミカルはたくさんの種類があって「どれを何の目的でいつ使うんだろう?」と迷ってしまうことでしょう。難しいメンテナンスは自転車ショップのメカニックさんにお任せするとして、最低限の整備はご自身でできるほうがベターです。
まずは「チェーン用のオイル」を1本持っておけば十分。1本買っておけば1年は持つものです。
洗車グッズ
晴れている日しかロードバイクに乗らなくても、屋外で使う以上汚れてしまうのは避けようがありません。汚れたままにしておくとフレーム表面の塗装の劣化も早まってしまったり、チェーンもダメになりやすいので、月に1回はお掃除デーを設けるのがオススメ。車体を洗うシャンプーとチェーンの油汚れを落とすパーツクリーナーが1本づつあればまずは安心です。
全部一気に揃えるのは予算的に大変だな~ということでしたら、まずは「ヘルメットとロック」の2つは揃えましょう。残りは徐々に買い足していけばなんとかなりますが、ご自身と愛車を守るアイテムはケチらずにしっかり投資して安全なサイクリングライフを送ってください。
ロードバイクをこよなく愛するおっさんブロガー。ブログ「サイクルガジェット(http://www.cycle-gadget.com/)」を運営。徹底的&圧倒的なユーザー目線で情熱的に情報発信する”ことがモットー。ローディの方はもちろん、これからロードバイクを始めようかとお考えの方が、「こんなコンテンツを読みたかった!」とヒザを打って喜ぶ記事をつくります。勤務先はファベルカンパニー。
twitter: @Cycle_Gadget(https://twitter.com/Cycle_Gadget)
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