新型コロナウイルスに感染した秋田県鹿角市の病院に勤務する50代の男性医師について、盛岡市の飲食店で発生したクラスターに含まれていることが分かった。この飲食店では、7日に医療関係者の会食が開かれていた。 鹿角市の鹿角中央病院に勤務する50代の男性医師は、12日に新型コロナウイルスに感染したことが判明し、7日に秋田県外で数人の知人と食事をしていたことが分かっている。 男性医師は7日、盛岡市の飲食店「ヌッフ・デュ・パプ」で開かれた医療関係者による約20人の会食に出席していた。 岩手県と盛岡市は、20代から50代までの医療関係者7人と店員2人の感染が確認されたと発表している。医療関係者の内訳は、県立宮古病院の医師が1人、岩手医大の医師と職員があわせて4人、盛岡赤十字病院の医師が1人、そして、鹿角中央病院の男性医師1人。 この飲食店では12日までに、同じ7日に会食をしていた岩手県の職員4人の感染も確認されている。 鹿角中央病院は、12日から2週間、外来の診療を休診にしている。13日は、病院の職員や男性医師が回診していた介護老人保健施設の入所者や職員などあわせて70人余の検体を取り、14日以降PCR検査の結果が判明する見通し。
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