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Thursday, March 4, 2021

オトナを狂わせるトミカの魔力! マニアが語るお宝トミカ10選 - ベストカーWeb

bantengkabar.blogspot.com

 2020年に発売50周年を迎えたトミカは、2020年1月時点で累計1,050種類以上の車種が発売され、累計販売台数は6億7000万台を超えている。現在は140種類のランナップを展開。毎月第3土曜日に2車種ずつ発売することで、ラインアップを順次入れ替えている。

 半世紀にわたるトミカの歴史の中には、いわゆる「お宝トミカ」がいくつも存在している。その代表格が、1970年代に製造された「香港トミカ」。1970年に発売されて大ヒットとなったトミカは、日本での生産が間に合わなくなり、そのうちのいくつかは香港で生産された。

 しかし、国内生産品に比べて品質的に難があったこともあり、香港での生産はわずか数年間に止まった。そんな「香港トミカ」は後に珍重されるようになり、程度の良い個体は10万円を軽く超えることも珍しくない。特に三菱ギャランGTO MRは、希少性の高さでは随一の存在で、相場価格は総じて10万円以上だ。

 「お宝トミカ」は「香港トミカ」ばかりではない。ファンの間で「黒箱」と呼ばれる初期の製品から、ごく最近発売された製品まで、さまざまなトミカに「お宝」となる要素が含まれている。

 そこで、子どもの頃から現在までずっとトミカを買い続けているトミカと同い年の筆者が、手持ちのトミカコレクションのなかから10台の貴重なトミカをピックアップしてみた。

文/北沢剛司
写真/北沢剛司

【画像ギャラリー】トミカマニアの筆者が集めた珠玉のお宝トミカを見る


お宝トミカ1/最初に発売された初代「トミカ」

1970年8月18日に発売された初代トミカ

 1970年8月18日に発売された初代「トミカ」は、ブルーバードSSSクーペ、コロナマークIIハードトップ、クラウンスーパーデラックス、クラウンパトロールカー、トヨタ2000GT、フェアレディZ432の6車種で、当時の価格は180円だった。

 なかでも「1A ホイール」と呼ばれる、白プリントされたホイールを装着した初期の製品は稀少性が高く、稀少性の高いボディカラーの場合は数十万円に達することもある。

お宝トミカ2/通常品として発売された「ウルトラマン マットカー」

ウルトラマン マットカー

 一般的に「通常品」と呼ばれるトミカシリーズは、基本的に現存する車両、もしくは現実に存在しそうな車両を製品化していて、いわゆるキャラクター製品は存在しない。

 しかし、「ウルトラマンマットカー」と「ギャランGS10-4-10-10」は、劇中車が通常品として販売された例外的な製品。これらは1972年に発売されたが、1973年に登場した「マスコミトミカ」に編入される形で、わずか2年ほどで廃盤商品となった。

お宝トミカ3/短命に終わった「マスコミトミカ」

「マスコミトミカ」シリーズ。写真はファイヤーマン仕様

 1973年に独立したシリーズとして登場した「マスコミトミカ」は、当時の人気テレビ番組のキャラクターをトミカにあしらったもので、全12種が発売された。

 前述の「帰ってきたウルトラマン」と「緊急指令10-4-10-10」は実際の劇中車として存在したものの、ほかの車両は通常品のトミカにキャラクターのシールを貼り付けただけの内容だった。番組の人気は移り変わりが激しく、1973年のカタログに掲載されたのみで姿を消した。

お宝トミカ4/黒箱時代の「特注トミカ」

特別なカラーリングが施されたスカイライン2000GTレーシング。トミカの箱には「小田急第2回トミカ工場記念」というシールが貼られている

 「特注トミカ」とは、企業やミニカー専門店などが通常品にはない仕様のトミカをメーカーに発注して独自のルートで販売する製品のこと。限定生産となるためコレクターにとってはたまらないアイテムであり、これまで製造されてきた特注トミカの多くがプレミア価格で取引されている。

 写真のトミカは、新宿の小田急百貨店で開催された「新宿小田急第2回トミカ工場記念」として発売されたスカイライン2000GTレーシング。トミカには独自のカラーリングが施され、通常品の箱には「小田急第2回トミカ工場記念」というシールが貼付されている。

お宝トミカ5/全国各地の「路線バストミカ」

路線バストミカ。写真は神奈川中央交通仕様

 トミカには、都営バス、はとバスなどの全国的な知名度を誇るバスに加えて、全国各地のバスもつくられている。現在はバス事業者の注文による「特注トミカ」がメインだが、以前は当時のトミーの地方営業所が地元の路線バスを独自に製品化していた。

 写真はトミーの横浜営業所が販売した神奈川中央交通のトミカ。神奈中バスの路線バスはオレンジの帯が正解だが、なぜか貸切色のブルー帯のシールを付属した仕様もあった。

お宝トミカ6/金型が消滅した「ホンダ シティ」

実車の発売に追って販売されたホンダ シティのトミカ。わずか6ヶ月ほどで絶版となった

 実車が大ヒットした初代ホンダシティは、トミカでは1982年9月に発売。10種類のバリエーションが製作された。ところが、同月にシティターボが鮮烈デビュー。それに伴い、当時のトミーでは金型を改修することでシティターボをリリース。わずか半年後の1983年3月に発売した。

 しかし、元のホンダシティはわずか6ヶ月ほどで絶版。シティターボも発売から1年3ヶ月ほどでシティターボIIに金型を再度改修したため、短命に終わった。

お宝トミカ7/個性的なラインアップが魅力的だった「トミカ外国車シリーズ」

トミカ外国車シリーズのランボルギーニ チータ

 1976年に登場した「トミカ外国車シリーズ」は、その名の通り、日本車のみのトミカとは別のシリーズとして、外国車を製品化したもの。パッケージはトミカの「黒箱」とは対照的な青地のデザインが特徴で、「青箱」と呼ばれるようになった。

 当時はスーパーカーブームの全盛期で、多くのスーパーカーを製品化。写真のランボルギーニチータのような試作車やクラシックカーも製作された。スーパーカーブームの終焉とともにシリーズも縮小され、最終的には国産車と統合。現在の「赤箱」に組み入れられた。

お宝トミカ8/通常品にはないオリジナル品もつくられる「トミカイベントモデル」

通常販売ではなく、イベント限定で販売された「トミカイベントモデル」

 トミカのなかには、通常品としては一度も発売されていない車種が存在する。それらは「ギフトセット」や「トミカ博」の会場などで販売される「トミカイベントモデル」としてリリースされるため、常に情報のアンテナを張っておく必要がある。

 写真の70スープラもそのひとつで、車種選定からして、もはや大人向け以外の何物でもない。スタイリングの再現度も高く、他のトミカとは一線を画す存在だ。

お宝トミカ9/自らの血でトミカをゲットするのがマニアの宿命「献血バス」

プレゼントキャンペーン開催時に献血を受けるとゲットできる非売品トミカ「献血バス」

 数ある「特注トミカ」のなかでも、完全オリジナル金型による贅沢なアイテムが、日本赤十字社の「献血バス」。献血に協力することで非売品トミカがもらえることから、トミカプレゼントキャンペーンの際にはミニカーマニアの血が大量に供給されることになる。キャンペーン開始時にすぐに対応できるよう、トミカコレクターは常に体調を整えておく必要があるのだ。

お宝トミカ10/欲しくても買えない「非売品トミカ」

筆者がキャンペーンに当選して獲得した、シビックタイプRのフランクフルトモーターショー出展車

 トミカコレクターにとって、悩ましい存在のひとつが「非売品トミカ」。文字通り、欲しくても買えないトミカである。「トミカ博」のアトラクションでもらえるトミカは非売品ばかりなので、小さなお子さまに混じって、ガチの大人がアトラクションに参加している姿も見かける。

 かくいう筆者もそのひとりだ。写真のホンダシビックTYPE Rは、「バーコードで応募!トミカいっぱいあつめよう! プレゼントキャンペーン2019」の当選品。入手困難であればあるほど燃えるのが、トミカコレクターの性である。

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