
札幌市の秋元市長は6日の記者会見で、市が行った検査でこれまでに8人が変異した新型コロナウイルスに感染している疑いがあることが分かり、検体を国立感染症研究所に送って詳しい検査を進めていることを明らかにしました。
この中で秋元市長は、新型コロナウイルスへの感染が確認された人のウイルスが変異ウイルスかどうか調べる「スクリーニング検査」について、先月28日以降あわせて11人に行い、その結果、4日から5日にかけてあわせて8人が変異ウイルスに感染している疑いがあることが分かったと明らかにしました。
このうち1人は、変異ウイルスの感染者が確認されている道外の地域から仕事のため札幌市を訪れた人で、ほかの7人はいずれもこの人の濃厚接触者かその濃厚接触者と接触があった人だということです。
市は、8人の検体を国立感染症研究所に送って詳しい検査を進めているということです。
秋元市長は「いまは、変異ウイルスの感染が広がっている地域と行き来していた感染者を対象に検査を実施しているが、今後はさらに幅広く検査を行っていくことを検討したい」と述べました。
一方、秋元市長は4月以降始まる予定の高齢者へのワクチン接種について、国から現時点で示されているワクチンの供給量がごくわずかにとどまるとして、まずは高齢者施設の入居者で相部屋を利用している人から接種を始める方針を明らかにしました。
【変異ウイルス 国内で拡大】
イギリスなど海外で広がる変異した新型コロナウイルス。
国内では去年12月に初めて見つかり、それ以降、徐々に感染が拡大しています。
5日までに、あわせて20の都府県で確認されていました。
国内で最初に変異ウイルスが確認されたのは去年の12月25日。
イギリスを出て羽田や関西空港に到着した5人から検出されました。
その翌日には東京都で、空港の検疫以外では初めて変異ウイルスが確認されました。
年が明けた1月、▽6日には兵庫県、▽18日には静岡県、▽28日には埼玉県で空港の検疫以外では初めて変異ウイルスが報告されました。
この時期になると、海外に滞在歴が無いいわゆる市中感染したと見られる人も出てきました。
2月に入ってさらに地域が拡大し、▽4日には神奈川県、▽9日には福島県、栃木県、群馬県、茨城県、新潟県、長野県、▽12日には山梨県と滋賀県、▽16日には京都府と鹿児島県、▽18日には岡山県、▽22日には大阪府で変異ウイルスの検出が初めて報告されました。
職場や保育園などで変異ウイルスによるクラスターが発生したとみられる地域もありました。
3月になっても、▽3日に千葉県と岐阜県で、▽5日に石川県で初めて変異ウイルスが報告されました。
5日までに20の都府県で194人、空港の検疫で57人のあわせて251人の感染が確認されていました。
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