インド変異株にファイザーとアストラのワクチンが有効－英研究結果 - ブルームバーグ

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米ファイザーと英アストラゼネカがそれぞれ開発した新型コロナウイルスワクチンは、インドで最初に特定された変異株に対して有効であることが、イングランド公衆衛生庁（ＰＨＥ）の研究で明らかになった。

　　ＰＨＥの 発表資料によると、インドで最初に確認された変異株「B.1.617.2」に対し、これらワクチンの２回の接種が「極めて有効」であることが示された。

　　ＰＨＥの予防接種責任者メアリー・ラムゼー氏は「これらワクチンが入院・死亡の回避にさらに効果を発揮するとわれわれは期待している」と述べた。

　　英政府は変異株の感染症例の 急増にもかかわらず、６月21日のロックダウン（都市封鎖）終了を計画しており、今回の結果がそれを後押しするとみられる。

　　同研究の実施期間は４月５日から５月16日まで。ファイザーとドイツのビオンテックが開発したワクチンの「B.1.617.2」に対する有効性は２回目接種の２週間後で88％だった。アストラゼネカ製ワクチンの有効性は２回の接種後で60％。

　　ＰＨＥはこの差異について、アストラゼネカ製ワクチンの２回目接種の時期がファイザー製より遅かったことで説明できるとしている。また、最大限の効果に達するまでアストラゼネカ製の方が時間がかかることを示すデータもあるという。

Thank you to the many scientists and clinicians who have worked on this research, which demonstrates our vaccine programme is effective against this new variant and is saving lives.

Please continue to get both jabs when you get the call.https://t.co/aohjJ84GoX

— Boris Johnson (@BorisJohnson) May 23, 2021

原題：
Covid Vaccines Effective Against Variant From India, Study Finds（抜粋）

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