１６日午後０時２４分ごろ、釧路市などで震度３の揺れを観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。
各地の震度は震度３が釧路市、鹿追町、中札内村、更別村、大樹町、広尾町、幕別町、池田町、浦幌町、標茶町となっています。
このほか震度２の揺れを函館市、帯広市、根室市など広い範囲で観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は釧路沖で震源の深さは６０キロ、地震の規模を示すマグニチュードは６.１と推定されています。
【警察・消防“被害情報なし”】
警察や消防によりますと、震度３の揺れを観測した釧路市や標茶町、十勝地方では午後１時現在、被害の情報は入っていないということです。
ＪＲ北海道によりますと、この地震による列車の運行に影響は出ていないということです。
【地震当時 各地の状況】
震度３の揺れを観測した釧路市にあるＮＨＫ釧路放送局では数秒間、横揺れが続き、天井につるされた看板が揺れましたが、棚から物が落ちることはありませんでした。
釧路市消防本部によりますと、午後０時半現在、被害の情報は入っていないということです。
震度３の揺れを観測した道東の標茶町の消防によりますと、３０秒ほど横揺れや縦揺れが続きましたが、棚から物が落ちることはなかったということです。
午後０時４０分までに被害の情報は入っていないということです。
震度３を観測した十勝の広尾町役場の警備員によりますと、町役場では最初に弱い揺れ感じ、少しの間を置いて強い横揺れを感じたということです。
２回目の揺れは数秒ほど続いたということで物が倒れたり、落ちたりすることはなかったということです。
地震のあと、庁舎内を点検したところ被害は確認できなかったということです。
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