秋篠宮家の眞子さまと小室圭さんの結婚問題が、注目を集めている。夫婦問題研究家の岡野あつこさんは「小室圭さんは母親の守り方を間違えている。本当に結婚するとしても、その後が心配だ」という――。
秋篠宮家の長女、眞子さまとの結婚を延期した法律事務所職員、小室圭さん。勤務先から自宅に戻る。宮内庁は「諸行事や結婚後の生活について十分な準備を行う余裕がなかった」というお二人の気持ちを説明する文書を公表した。横浜市で。2018年2月6日撮影。
「母と自分の名誉を死守したい」執念
「97%以上が『反対』」という圧倒的な結果を報じたのは、『週刊朝日』3月26日号だ。秋篠宮家の長女の眞子さまと、婚約が内定している小室圭氏の結婚に関して今春にアンケート調査を実施した結果、1万3057人から回答が寄せられ、97.6%が「反対」の意を示したという。
その後、28枚ページに及ぶ“小室文書”を発表して自分たち母子の正当性を主張したと思えば一転、唐突に解決金を支払うと言いだしたりする小室氏。2人の結婚に対する執着や危うさを感じさせる彼の行動に、いまだ不信感を抱いている人も多いのではないだろうか。
2人の結婚について国民の感情をあおる原因になったひとつに、小室氏の母親とその元婚約者の間に生じた金銭問題がある。
親が起こしたトラブルとはいえ、それが自身の結婚問題の障害になっていたのは明白。にもかかわらず、なぜ小室氏はこれほど事態が悪化するまで向き合おうとせず、もっと手前の段階で「僕が返済します」という一言を潔く言えなかったのか。そこには、「母と自分の名誉を死守したい」という執念がうかがえる。
間違っていないと主張するほど、世間の目は冷たくなる
400万円といわれる金銭については、「返してもらうつもりはなかった」と話す元婚約者との会話が録音されたデータが公開された。これに対し、小室氏サイドは「『お金を返す』というと借りたことになるが、お金を返さなければもらったものとみなされる」と自分たちに都合のいいように解釈したようだ。つまり、元婚約者から受け取った金銭は借金ではなく、贈与。もらったお金には返す義務もないので、「金銭問題は解決済み」と考えていたのだろう。
ただ、こうした小室氏サイドの言い分を「そうですよね。あなたたち親子は正しいと思います」と肯定する人はほぼいないはず。むしろ、自分たちは間違っていないと正当性を主張すればするほど「恩義を忘れ、相手の気持ちを推し量ろうともしない、身勝手で冷徹な人間」といった世間の目を向けられるだろう。これでは、当人同士の問題が悪化するだけでなく、世間も含め周囲を説得することができないのは当然だ。
からの記事と詳細 ( なぜ小室圭さんは最初に「母の借金は僕が返します」と言わなかったのか だから「誠実さ」が感じられない - PRESIDENT Online )
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