来年放送「今どきの―」 俳優の反町隆史（４７）が、ＷＯＷＯＷ連続ドラマ「今どきの若いモンは」（２２年春放送・配信予定、山田能龍監督）に主演することが８日、分かった。吉谷光平氏の同名人気漫画が原作。反町演じるコワモテの商社課長・石沢一と若手社員が織りなすお仕事コメディー。石沢の口癖「今どきの若いモンは…」に続く言葉の数々に、新たな時代の上司像が投影される。
反町は、同局ドラマ初出演に「『ついに来たか！』とお話をいただいてとてもうれしかったです」と喜びのコメントを寄せた。商社の課長でありながらノーネクタイの独自スタイルで仕事をこなし、一見近寄りがたい威圧感を醸し出す役柄。「『究極の上司』とも言える石沢は、相手のことを思ってストレートに自分の思いを伝えられる人。キャラクターの魅力を大切に演じています」
これまで、フジテレビ系ドラマ「ＧＴＯ」（１９９８年）など人気漫画の実写化で主演経験も豊富。「漫画だからこその面白さや、実写化の壁を感じることも正直あります」と明かしながらも、「逆にその壁を越えた、また新しい面白さを生み出すこともできると思っています」と意気込んだ。
１話８分で各回３本立てのショートドラマという新スタイル。来春の放送に向けて「若い方にも気楽に前向きな気持ちでご覧いただけるのも、この作品の魅力。ショートドラマだからこそ面白く、強いメッセージも込められているので、ぜひお楽しみください」と呼びかけた。
若者代表が遂に上司役
○…原作の吉谷氏は、反町演じる石沢に「クールさの中に温かさのある反町さんは石沢課長にピッタリだと思います」と太鼓判を押した。山田能龍監督（４５）は、反町を「若者代表を担ってきたスター」と表現し、「そんな反町さんが遂に若者の反対サイド『上司』を演じる。絶対面白くなると思いました」と期待を寄せた。
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