こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。
ジメジメとした雨の日と暑い日とが交互にやってきて、なんだか体もぐったり。そんな時には、タンパク質も炭水化物もしっかり摂れるものをお腹いっぱい食べて、元気になりましょう!
そこで今回は、メシ通でもおなじみの鶏むね肉を使った丼ものレシピ。プルプルの卵と、ジュワっと味のしみた玉ねぎがおいしい親子丼を、ナンプラーとカレー粉で、夏になると無性に食べたくなるエスニック風にアレンジ。10分以内でできる夏メシです。
では、早速レシピです。
山本リコピンの「鶏むねエスニック親子丼」
【材料】1人分
- ご飯 1人分
- 鶏むね肉 150g
- 玉ねぎ 1/2個
- 卵(溶いておく) 1個
- ナンプラー 大さじ1
- 小ねぎ(小口切りにする) 適量
(A)
- 砂糖 小さじ1
- みりん、酒、 各大さじ1
- 和風だし(顆粒) 小さじ1/2
- カレー粉 小さじ1
- すりおろししょうが 小さじ1
作り方
1. (A)はよく混ぜ合わせる。鶏むね肉は2cm角に切り、玉ねぎは薄切りにする。
2. 小さめのフライパンに鶏むね肉、玉ねぎ、混ぜ合わせた(A)を入れ、フタをして中火で5分煮る。
玉ねぎから水分が出て、少しクタッとするまで煮ます。
3. フタを取り、ナンプラーを加えて軽く混ぜ、溶いた卵を流し入れる。卵がお好みのかたさになったら火を止める。
風味と香りが活きるようにナンプラーは最後に入れます。
4.器にご飯を盛り、3、小ねぎをのせて出来上がり。
粗びき黒こしょうをたっぷりかけて食べるのおすすめ
エスニック親子丼は、ナンプラーの独特の香りとスパイシーなカレーの風味が驚くほどにマッチ! それを卵がフワッと包んでくれて、ご飯もとってもすすみますよ。
カレーうどんやカレー丼のように、和風だしとカレーの風味は相性抜群。淡泊な鶏むね肉を使用しますが、ナンプラーの塩気とうま味のおかげで味に深みも出せます。ナンプラーの香りとすりおろししょうがもぴったりと合い、まとまりのある味になりました。
お好みで、粗びき黒こしょうをたっぷりかけて食べるのも、よりスパイシーでおすすめです。
もっと卵を感じたければ、卵は2個入れてしまうのもあり。親子丼の卵と玉ねぎの部分って、主役の鶏肉と同レベルでいいお味ですよね。鶏もも肉で作ったり、小ねぎの代わりに刻んだパクチーをトッピングしたりするのも美味しいです。
鬱陶しい季節も乗り切れそうな、スパイシーでうま味のある丼ぶり。ちなみに、和え物やスープに少し垂らすだけでエスニック感が出せるナンプラーは、わが家でも欠かせない調味料の1つです。この夏もいろいろな料理に使ってみたいと思っています。
作った人:山本リコピン
料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。
企画協力:レシピブログ
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