料理家の和田明日香(36)が18日、東京都内で行われた「おいしさ日本一『宮崎牛』メディア試食会」で自ら考案した家庭で手軽にできるおいしい宮崎牛のレシピを紹介した。
宮崎牛は5年に1度開催される〝和牛のオリンピック〟と称される「全国和牛能力共進会」で4大会連続で「内閣総理大臣賞」を受賞し20年間日本一の座を守り抜いている唯一の和牛。〝脂肪の質〟でも和牛のプロたちに評価されている。
大相撲の優勝力士には毎場所、県知事賞として宮崎牛1頭分が授与されており、おなじみとなっている。また、今年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝祝いとして日本代表選手にも贈呈され、米大リーグのラーズ・ヌートバー外野手(26)=カージナルス=の「おいしくいただきました」という言葉と写真がSNSに投稿され、ステーキを前にした笑顔が話題を呼んだ。
和田が今回考案したレシピは「宮崎のうま味ぎゅうぎゅうすき煮」。豆腐などとともにたっぷりの宮崎牛を入れてすき焼き風に煮たもので、砂糖としょうゆのみのシンプルな味付けにしており、「牛肉の味が濃いので、だしさえ邪魔になるぐらいおいしいお肉だから」と感じたからだという。
試作時には「お肉の脂がじわーっと溶けてめちゃくちゃいい匂いがしてくる。ただ入れるだけで他の具材の味も劇的に変わり、どんな人も(料理の腕を)レベルアップさせてくれる」と感じたという和田。「煮込んでも硬くならず、おいしさがキープされてる。何が起こっているかわからないぐらい」だったという。
「宮崎牛はニンニクなど香辛料や薬味を添えずにお肉の香りを味わいたいぐらいスペシャル。強火よりも弱火でしっかり焼くとおいしいです。でも失敗してもおいしい。夫は焼いて塩かけるのが一番というけれど、極力シンプルなレシピにできたかな」
そろそろ肉の脂が気になる年ごろになってきたというが、「宮崎牛は脂が重たくないところが不思議なところ。脂が重たい牛肉は避けていたけれど、これだったら食べれちゃうと思う」。そして「これだけ続けて大きな賞で評価されているのは誰かが買っているということ。どんな人にもおいしいと思ってもらえるのではないかなと思います」と語った。
義母の料理愛好家、平野レミ(76)をはじめ、一家全員が肉好きだといい、「おいしい肉にうるさい一家なので、正月あたりには『宮崎牛もどうや!』と(平野レミにも)食べさせてあげたい」と笑顔をみせた。
18~24日まで、東京・新宿の宮崎県アンテナショップ「新宿みやざき館KONNE」では「おいしさ日本一 宮崎牛フェア」を開催(午前10時~午後6時)。宮崎牛を数量・期間限定のお値打ち価格で販売している。
また、和田が考案したレシピ動画は近日、食特化型WEBメディア「macaroni」で公開される予定。
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