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Monday, March 23, 2020

新天地初の感染者は本当に31番患者か、先に入院した肺炎患者がいた(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース

 韓国防疫当局は22日「大邱での最初のコロナウイルス感染症患者とされている31番目の感染者よりも、発病日が早い患者たちが明らかにいた」と発表した。これまで韓国国内の感染者の57%に達する集団感染を起こした大邱新天地の感染源は五里霧中だったが、当局は最初の感染源が誰かという調査結果を明かしていなかった。

 ところが大邱と新天地の最初の感染者とされていた31番目の患者よりも、大邱で先に発病した事例があることを防疫当局がこの日公式に認めたことで、糸口がつかめる可能性が出てきた。

 先月18日に31番目の感染者が発生した際、防疫当局は先月21日から大邱市内で原因不明の肺炎患者517人全員について検査を行ったところ、うち6人の感染を大幅遅れで発見した。ただ、これまでその症状が出始めた時期や感染経路は公表されなかった。それが22日になって防疫当局はこの6人が入院していた病院と、最初に入院した時期を公表した。うち先月21日に感染が確認されたA氏(82)とB氏(65)はそれぞれ2月1日と1月29日に大邱市内の郭病院に入院していたことが分かった。2人が入院した時期は、31番目の感染者が最初にコロナの疑われる症状を示した先月7日よりも6-9日早かった。

 ただし防疫当局は「2人の患者にコロナが疑われる症状が最初に出た時期は明らかではない」ともコメントしている。医療関係者の間からは「2人の患者に関する疫学調査の結果を詳細に公開すべきだ」と指摘する声も出ている。

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