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Thursday, October 22, 2020

日本人宇宙飛行士を13年ぶり募集 来秋、月探査も視野 - 日本経済新聞

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米国のアルテミス計画で、月面に着陸した宇宙飛行士のイメージ図=NASA提供・共同

米国のアルテミス計画で、月面に着陸した宇宙飛行士のイメージ図=NASA提供・共同

萩生田光一文部科学相は23日の閣議後の記者会見で、2021年秋ごろに日本人宇宙飛行士を新たに募集すると発表した。日本は米国主導の有人月探査「アルテミス計画」に参加し、日本人の月面着陸などを目指している。今後は国際宇宙ステーション(ISS)から月探査へ活動機会が広がることを見据え、宇宙飛行士の世代交代を進める。

日本人宇宙飛行士を巡っては08年の募集で大西卓哉さん(元全日本空輸)と油井亀美也さん(元防衛省)、金井宣茂さん(元海上自衛隊)が選ばれて以来、約13年ぶりとなる。

米国は24年までに再び米国人宇宙飛行士を月面着陸させるアルテミス計画を進めている。日本は計画への参加を表明し、7月には文科省と米航空宇宙局(NASA)が、月周回軌道に建設予定の有人拠点「ゲートウエー」や月面での日本人飛行士の活動機会について確認した。日本人として最初に月面に降り立つのは今回の新規募集の飛行士になる可能性もある。

優秀な人材を幅広く募るため、これまでより早い約1年前に募集開始を発表した。採用人数は未定だが、今後は5年に1回程度、定期的に募集する方針だ。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の飛行士は現在7人だが、順次定年を迎え、新規採用がなければ25年には4人、30年には2人に減る。定期的な募集によって飛行士の世代交代に備える。

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