秋篠宮さまが皇位継承順位1位の
立皇嗣の礼は、憲法に基づく国事行為で、天皇の子でなく、弟が皇嗣として公にお披露目されるのは憲政史上初めて。
宮殿・松の間で午前11時頃に始まった儀式には、天皇、皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻をはじめ、秋篠宮家の長女眞子さま、次女佳子さま、常陸宮さまら皇族方のほか、菅首相ら三権の長や外交団長など46人が参列。
天皇の装束「
その後、国民を代表して菅首相が「国民は(秋篠宮同妃)両殿下が人々に親しく接せられるお姿に敬愛の念を抱いており、こうして立皇嗣の礼が挙行されますことは、こぞって喜びとするところであります」と祝いの言葉を述べた。
政府は当初、立皇嗣の礼を4月19日に行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期していた。この日の儀式では感染対策として、参列者の人数を当初の約350人から大幅に減らし、参列者同士の距離を約1・5メートル離した。両陛下と秋篠宮ご夫妻、菅首相を除く参列者はマスクを着用。松の間の扉や障子を開けて換気を良くする対応もとられた。
8日午後4時半からは、立皇嗣の礼のもう一つの儀式「朝見の儀」が宮殿で行われ、天皇、皇后両陛下が秋篠宮ご夫妻からあいさつを受けられる。
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