（左から）川尻蓮さん、金城碧海さん、KAZUKIさん
◆曲を作るときは宇宙語で作る（KAZUKI）
KAZUKI：JO1はレコーディングはどんな感じなんですか？ 人数も多いですもんね。
川尻：僕らはレッスンをしてくれる先生も、曲を作っている方も韓国の方なので、曲調も歌い方もK-POP風というか。なので、初めの頃とかは今までやったことがないので……。
金城：まず最初に日本語を直されます。
KAZUKI：え、どういうこと!?
川尻：節があるようにというか、K-POPの人が日本語を歌ったような感じですね。
KAZUKI：えー!!
川尻：言葉の聞きやすさよりも、リズムを重視したような歌い方をすることが多いです。
KAZUKI：すごいですね。日本人なのに日本語を直されてしまうという感じですね。
金城：最初、頭がいっぱいいっぱいになるくらい、レコーディングの密室のなかでずっとそう言われ続けていたので、みんながかなりコテンパンにされました。
川尻：韓国だと母音が日本語よりすごく多いみたいで、「あ」でもいろいろな「あ」があったり、「お」でもいろいろな「お」があったりして。違いが分からないと思いながらも、レコーディングを何回か積み重ねていくうちに、「なんとなくこういう感じなのかな」みたいなものは、みんなが掴み出してはいるんですけど、まだまだみんな苦戦していますね。
金城：難しいですよね。今回のアルバムも含めてなんですけど、セカンドシングルは韓国の方とリモートでレコーディングをしたんですよ。それがまた時間かかりまくりで、通常は1日で終わるところが3日もかかってしまいました。
川尻：かかっちゃったね。KAZUKI：ヤバい！
金城：11人もいるので、1人に何時間もかかってしまって。
KAZUKI：そっか、長いよねえ。でも思うんですけど、僕は最初に曲を作るときに、逆に日本語では作れないので宇宙語で作るんですよ。日本語で作ると、曲の可能性が狭まってしまうような気がするんです。そういった意味でも、韓国語の母音だったりっていうのは、絶対にこれからやっていったほうが良いと思うんですよね。
日本語だけのグルーヴみたいなものって、結構出しづらいと思うんです。間違いなく。だから僕も今話を聞いて思いましたけど、日本語をきちんとした日本語で発することも大事だとは思うんですけど、発さないサウンドを作ることも、めっちゃ大事だと思うので、そのやり方は超良いと思います。
川尻：うわ、良いことが聞けた！
金城：あの「ONE DAY」の宇宙語バージョン、インスタで見ました。
KAZUKI：本当だったら、歌詞もすごく大事にしないといけないんですけど、あの当時は自分のなかで“鳴り”にすごくこだわっていたので、英語の鳴りも韻も何も崩さないで日本語をはめるという、そういう作業をやっていましたね。
＊ ＊ ＊
来週の「TOKYO SPEAKEASY」のお客様は……
12月7日（月）髭男爵・山田ルイ53世さん×クリープハイプ・尾崎世界観さん
12月8日（火）Hey! Say! JUMP・八乙女光さん×女王蜂・アヴちゃん×東京ゲゲゲイ・MARIEさん
12月9日（水）大森靖子さん×銀杏BOYZ・峯田和伸さん
12月10日（木）チュートリアル（徳井義実さん、福田充徳さん）×相席スタート（山﨑ケイさん、山添寛さん）
がご来店。一体どんな話が飛び出すのか……!? お楽しみに！
＜番組概要＞
番組名：TOKYO SPEAKEASY
放送日時：毎週月-木曜 25:00～26:00
番組Webサイト：https://ift.tt/3cgZuHC
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December 05, 2020 at 06:30PM
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JO1金城碧海「まず最初に日本語を直されます」独特のレコーディングスタイルに、DOBERMAN INFINITY・KAZUKIも驚愕 - マイナビニュース
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