２日昼すぎ、神戸市でトラックや乗用車など合わせて７台が絡む玉突き事故があり、最初に追突したトラックを運転していた７０歳の男性が死亡し、４人が軽いけがをしました。
２日午後０時５０分ごろ、神戸市西区櫨谷町長谷の自動車専用道路「西神中央線」の出口付近で、信号待ちで止まっていた車にトラックがぶつかり、そのはずみで別のトラックや乗用車など７台がからむ玉突き事故が起きました。
警察によりますとこの事故で、最初に追突したトラックを運転していた神戸市中央区の千綿清志さん（７０）が死亡しました。
また乗用車や軽乗用車などを運転していた４０代から５０代の男女４人が軽いけがをしたということです。
現場は見通しのよい緩やかな下り坂で、警察が事故の状況について調べています。
現場は神戸市西区の市営地下鉄の「西神中央駅」から南に１キロ余り離れた場所です。
【事故に巻き込まれた人の話】
信号待ちをしていた６台の車が事故に巻き込まれました。
このうち前から３台目に止まっていた乗用車を運転していた５０代の男性は「ブレーキの音が聞こえたあと、『ドンドン』と車が次々に衝突する音が聞こえました。自分の車も追突され、大きな衝撃で座席から体が大きく前に出ました。最初に衝突した車の人以外は、全員自力で車の外に脱出していました」と話していました。
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