兵庫県加古川市で、パトカーに追跡されていた乗用車が車5台を巻き込む事故を起こし、幼い子どもを含む男女合わせて10人がけがをして病院で治療を受けています。
警察は、運転していた21歳の容疑者から基準を超えるアルコールが検出されたことから酒気帯び運転の疑いで逮捕し、事故のいきさつを調べています。
警察によりますと、3日午前11時半ごろ、加古川市平岡町新在家で、一方通行の市道を逆走する乗用車をパトカーが見つけました。
パトカーは停止するよう求めましたが、乗用車は別の車あわせて5台を巻き込む事故を起こしながらおよそ800メートル逃走し、道路脇の電柱に衝突して止まりました。
警察や消防によりますと、この事故で、幼い子どもを含む男女9人と逃走した車の運転手のあわせて10人が病院で治療を受けています。
けがの程度はわかっていませんが、いずれも意識はあるということです。
警察は、逃走した車を運転していた市内に住むとび職の上田陸容疑者(21)から、基準を超えるアルコールが検出されたことから酒気帯び運転の疑いでその場で逮捕して、事故のいきさつを調べています。
現場はJR神戸線の東加古川駅の南西にある住宅街の道路です。
【近所の女性 “尋常でないスピードで車が通り過ぎる”】
事故現場の近くに住む40代女性は「最初にドンと遠いところで音が鳴り、家の外に出たら尋常でないスピードの車が通り過ぎました。また2、3回、ドンドンと音がしました。車から人が出てきて、警察官が追いかけていました。大通りなので車はよく通りますが、こんな事故は初めてです」と話していました。
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