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Saturday, January 1, 2022

「1試合3得点以上」をハットトリックという理由 - 東洋経済オンライン

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言われてみると気になる身の回りの雑学を紹介

サッカーの「ハットトリック」。なぜそう呼ばれるのか、理由をご存じでしょうか? (写真:digi009/PIXTA)

動物園のクマは冬眠するか?
イカのスミとタコのスミ、同じようで同じではない?
階段でタンスを運び上げるとき、上と下ではどちらが重いか?

こうした「言われてみれば気になる」雑学ネタが、新著『1分で子どもにウケる すごい雑学』では多く紹介されています。同書より、一部を抜粋・編集のうえお届けします。

紙幣にはなぜ、肖像画を刷り込むの?

偽札をつくりにくくするためだ。人の顔には全体の印象のほか、ホクロ、まゆ毛、ひげ、シワなど細かい部分も詳細に描き込まなくてはならない。細かければ細かいほど偽札はつくりにくく、また、偽札づくりが細部にとらわれればとらわれるほど全体の印象がゆがんでくる。日本で最初に肖像画紙幣がつくられたのは1881年、モデルは神功皇后だった。

茶碗や湯飲みに、なぜ脚がついているの?

ほとんどの茶碗、湯飲みに脚がついているので、今さら疑問に思うことはないかもしれない。しかし、考えてみれば、ご飯や茶が入ればいいのだから脚はなくてもいいのではないかと思える。ならば、デザイン上の都合かというとそうではない。これは器を焼き上げるとき、変形するのを防ぐための工夫である。粘土の器を1200度の高温で焼くと、20パーセントくらい縮む。その変形を脚で防いでいるのだ。

すし屋の湯飲み茶碗は、なぜあんなに大きいの?

今でこそすし屋はちゃんと店を構え、中には「高級」を売りものにしている店もあるが、もともと、といっても江戸時代の話だが、江戸前の握りずしは屋台のファーストフードだった。すし職人が1人で客の注文を受けて握り、会計までしていたのである。握りながらお茶をちょいちょい出すには手が足りない。そこで、最初に大きな茶碗にドンと入れて出し、後は握ることに専念した。その名残である。

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