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Saturday, January 15, 2022

超ハラハラドキドキの危険なシーンを最初に撮影!? 鬼才マシュー・ヴォーンが『キングスマン:ファースト・エージェント』空中アクション撮影秘話を明かす - BANGER!!!(バンガー!!!)映画評論・情報サイト

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表の顔は、高貴なる英国紳士。裏の顔は、世界最強のスパイ組織“キングスマン”。スタイリッシュな英国紳士が、ド派手で超過激なスパイアクションを繰り広げる大人気シリーズ、『キングスマン』(2015年)、『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2018年)。世界中で大ヒットを記録し、日本でも多くの熱いファンから支持を集める本シリーズの最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』が公開を迎えた。“シリーズ最高傑作!”“2021年最高の一本”“史実とマシュー節が掛け合わされてとにかく最高”等、多くの称賛の声が上がっている。

「キングスマン」シリーズは、ブリティッシュスタイルのスーツで、とにかくクールに決めたエージェントたちのファッションや、エッヂが効いていてウィットに富んだブラックジョーク、そしてなんといっても、スピーディーで超過激なアクション描写が魅力となっている。これまでのシリーズでも、文字通り手に汗握るハラハラドキドキのシーンが多くの観客の心を鷲掴みにしてきたが、本作でも、そんな「キングスマン」らしい、息を呑むほどのアクションが盛り込まれている。

『キングスマン:ファースト・エージェント』© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

特に注目なのが、主人公で、「キングスマン」創立の礎を築くこととなるオックスフォード公(レイフ・ファインズ)が、自らが運転する飛行機からパラシュートで敵地に降下するという超危険なミッションに挑むシーンだ。だが、こういったミッションがすんなりうまくいかないのも「キングスマン」らしいところ――。急に緊張感が迸るシーンへと様変わりしたこのシーンでは、飛行機の羽布張りの翼にはまり、一緒に急降下していくシーンや、その後飛行機に衝突しそうになるシーンなど、まさに本作の中でも特に危険極まりない場面となっている。

監督であるマシュー・ヴォーンは、このシーンの撮影について「あれは僕たちが最初に撮影したシーンだった。一部飛行機を使って空中でやり、またアームやウィングのある素晴らしい機材を作ったりして撮影したんだ。」と、驚きの一言。数あるシーンの中でも、特に危険度の高いこのシーンを真っ先に撮影したというのだ。そして「リアルであり同時に楽しいもの、そして、危険であり同時に楽しいものを撮るというバランスをいつも目指しているんだ。このシーンは飛行機の上で繰り広げられるから、正に文字通り、そんなシーンになるように心がけたよ。」と、マシュー・ヴォーン監督が思い描く“リアル×危険×楽しさ”という絶妙な調和がとれた、まさにキングスマンらしいシーンとなっている。

さらに、このシーンには、「キングスマン」シリーズの初期からともに映画作りに携わり、『キック・アス』(2010年)やマーベル作品『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2020年)を手掛けたスタンド・コーディネーターの、ブラッド・アランと撮影をしたシーンだったと振り返る。「彼は僕の第2班の監督で、悲しいことに、今年他界した。彼がこういったことすべてをやるのを助けてくれたんだ。彼は機材に乗って、様々な方向に投げつけられていたが、やる気に満ち溢れていたね。彼にとって撮影開始後最初の5日間はこの撮影だったが、一度たりとも不平を口にすることはなかった。撮影をしたのが、もう3年も前のことだけど、とにかくこのシーンを撮影するのが大変だったのはすごく覚えているよ。大変な想いをしてでも、撮影した甲斐はあったと思っているよ。」と、長年寄り添ったスタッフとの別れに想いを馳せながら、彼と撮影したというこのシーンへの強い自信を覗かせた。

本作では、「キングスマン」の礎となったオックスフォード公、そして息子コンラッドが、世界大戦を裏で操る闇の狂団に立ち向かい、壮絶な戦いを繰り広げることとなる。鬼才マシュー・ヴォーンが、撮影初日から5日もかけて実現したという、ド迫力のアクションシーンに加え、「キングスマン」ならではの超過激なバトルシーンや、シリーズにもゆかりのあるガジェットの登場等、見逃せないポイントが満載な本作に是非ご注目ください!

『キングスマン:ファースト・エージェント』は大ヒット公開中!

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