2022年1月20日
JISは、鉱工業品、データ、サービスの品質、性能や試験方法などを定めた国家規格であり、社会的環境の変化に対応して、制定・改正しています。
1.今回のJISの制定・改正内容
今回は、9件の制定及び23件の改正を行いました (資料1)。中でも以下のJISの制定は特に重要です。
①真空ガラスに関するJIS制定
住宅やビルの省エネルギーの鍵は「断熱性」です。真空ガラスは、窓の断熱性を大きく高める製品です。窓ガラスとしての製品化は、我が国が世界で最初に行いました。
この真空ガラスは、これまで国際規格によって、断熱性や耐久性を評価することで、市場を拡大していましたが、詳細なJISを制定しました。
このJISの制定によって、省エネルギーを推進しながら、夏は涼しく、冬は暖かく部屋を保つことのできる快適・健康な生活が期待できます。
※Low-Eガラス: Low-E(低放射)膜をコーティングしたガラスで、断熱性を向上します。
図 真空ガラスの構造図
2.JIS(日本産業規格)とは
JIS(Japanese Industrial Standards)は、製品、データ、サービスなどの種類や品質、それらを確認する試験方法又は評価方法や、要求される規格値などを定めており、例えば、生産者、サービスの提供者、使用者・消費者などが安心して品質が良い製品を入手したり、サービスの提供を受けることができるために用いられています。
経済産業省では、技術の進歩や、社会的環境の変化等、必要に応じて、JISを制定・改正しています。
JISについて、詳しくは、下記のサイトを御覧ください。
日本産業標準調査会ホームページ
経産省ホームページ標準化・認証
JISの閲覧は、こちらより検索ください。
3.過去のニュースリリース
日本産業規格(JIS)制定・改正関連のリリースはこちらを御覧ください。
4.各規格のお問合せ先について
公示された各規格の詳細について、お問合せされる場合は、資料1に記載された担当課(①については国際標準課)に極力メールにてお問合せください。その際は、氏名、所属(企業等からの問合わせの場合)、連絡先を明記していただくようお願いします。
関連資料
関連リンク
担当
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本発表資料のお問合せ先
産業技術環境局 基準認証広報室長 齋藤
担当者:菅、堀坂、髙野電話:03-3501-1511(内線3421~2)
03-3501-9245(直通)
03-3501-7851(FAX)E-MAIL:MLLWA@meti.go.jp
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規格のお問合せ先
産業技術環境局 国際標準課課長 渡辺
担当者:大山、内藤、中畑電話:03-3501-1511(内線3423~3427)
03-3501-9283(直通)
03-3501-8625(FAX)E-MAIL:s-kijun-ISO@meti.go.jp
産業技術環境局 国際電気標準課
電話:03-3501-1511(内線3428~3429)
03-3501-9287(直通)
03-3501-8631(FAX)E-MAIL:s-iec@meti.go.jp
からの記事と詳細 ( 日本産業規格(JIS)を制定・改正しました(2022年1月分) (METI - 経済産業省 )
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