県は、県内で新たに５８人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
新たに感染が確認されたのは、未就学児から９０代の５８人で、このうち９０代の男性１人が酸素投与が必要な中等症だということです。
居住地別では、高知市が全体の７割ほどに当たる４０人、いの町が３人、南国市と日高村、それに、四万十市、土佐清水市がそれぞれ２人となっています。
このうち５人は、高知市でキャンプをしていて、集団感染＝クラスターが発生したと認定されたサッカー・Ｊ２のアルビレックス新潟の選手とスタッフだということです。
これとは別に、チームの本拠地がある新潟県に帰った６人も現地で感染が確認されたということです。
これで、このクラスターの感染者は合わせて１６人となりました。
また、県西部の県立高校で２４日までに生徒２人と教員１人の感染が確認されたということです。
この高校では、最初に感染が確認された生徒と接触のあった５つのクラスを２４日と２５日の２日間、学級閉鎖としているということです。
ことしに入って、新型コロナウイルスの影響で県立高校で学級閉鎖となるのはこれで５校目です。
これで、県内で感染が確認されたのは合わせて４８８７人となりました。
県は「この３日間は感染者が減少傾向にあるが、あす以降は増加に転じる見込みで、決して収束に向かっているわけではない。安心せずに感染対策を継続してほしい」としています。
高知県では、今月１２日以降、２桁の感染確認が続いています。
そして、先週は５０人を超える日が続き、２１日の金曜日は、過去２番目に多い１０７人となりました。
２４日は５８人ですが、先週の月曜日と比べると、およそ３.６倍に増えていて増加傾向が続いています。
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