東京・霞が関の厚生労働省
中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、厚生労働省は4日、新たに3人の感染が確認されたと発表した。いずれも一度はウイルス検査で陰性になったが、再検査で陽性に変わった。国内の感染者は無症状の4人も含めて計23人になった。
3人のうち千葉県に住む50代女性は1月31日、政府による2便目のチャーター便で武漢から帰国。発熱があり、ウイルス検査をしたが陰性だった。2月1日から呼吸苦が出て症状が続くため、4日に再検査を実施し、陽性となった。女性の親族も既に感染が確認されている。
残り2人の新規患者は武漢在住の30代女性と湖北省の50代男性。いずれも一度検査で陰性の結果が出た後、再検査で陽性になった。
また、厚労省によると4日までに、乗客乗員約3700人を乗せた横浜港のクルーズ船で、有症者や濃厚接触者など133人について、ウイルス検査のため検体を採ったという。
2020-02-04 13:28:29Z
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