新型コロナウイルスの高齢者向けのワクチン接種を都内で最初に行う予定の東京・世田谷区は、７つの特別養護老人ホームを対象に来月１２日から順次、始めると発表しました。
世田谷区と八王子市には、都内で最も早い来月５日の週に、高齢者向けのワクチンおよそ１０００人分がそれぞれ配付される予定です。
世田谷区の保坂展人区長は２６日の記者会見でこのワクチンについて、区内の高齢者施設の入所者や職員を対象に、来月１２日から順次、接種を始めると明らかにしました。
具体的には７つの特別養護老人ホームから始めることにしていて、同じ部屋で複数の高齢者が過ごすなど、感染リスクが比較的高い施設を中心に選んだとしています。
副反応への対応などを考慮して１施設につき複数の医師を配置する予定で、集団感染のリスクを減らすため、接種日を２日以上設定し、人数を分散させるということです。
保坂区長は「実施主体となる自治体にとっては大変難しい事業だ。安全確認に最大限配慮して円滑な接種を実現していきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 都内最初のワクチン接種 世田谷区は７施設で来月１２日から｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB )
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