舞台『五月雨』が2日、都内のシアターサンモールで開幕。初日公演前に囲み取材会が行われ、出演の馬場良馬、高崎翔太、伊藤あさひ、宮下貴浩の4人が出席した。
【画像】会見写真(全17枚)とある中学校の職員室で繰り広げられる会話劇。馬場は「4月1日に起きた職員室での出来事を描いています。教師になりたくて教師になったけどストレスを抱えている様だったり、小さい職員室でのコミュニティーの歪みなどが徐々に明確になっていく。どうやって心をぶつけ合うのか…みたいなお話です」とアピールした。
馬場は学年主任の役。「なんのために教師をやりたかったのか問われる芝居なので、僕もなんで役者をやっているのか投影したい」と意気込み。女子生徒と交際疑惑が浮上している教師を演じる高崎は「モテた経験を活かして頑張っていきたい(笑)」とおどけると、借金を抱えた教師を演じる宮下も「何の役作りもいらなかった(笑)」と笑わせた。
新米教師役の伊藤は舞台初挑戦となる。稽古期間が2週間もなく「正直、スケジュールだけ聞いて不安だった」ようだが、「この4人だからこそアットホームで密度の濃い稽古ができたので大丈夫。先輩たちに助けてもらってきた。あとは本番頑張るしかない。頑張ります」と気合十分だ。また「シチュエーション的に僕とほかの3人という構図が多い。プライベートでも3人に色々教えてもらっているので自分の立ち位置と合っていてやりやすい」と語った。
初舞台となる伊藤だが、先輩3人は口を揃えて「初めてだと思えない」と話す。宮下は「立ち稽古も初めてのはずなのに最初から『どう見られているか』と意識してて演出指導されることも少なかった。後から立ち稽古を緊張していたと聞いて、緊張が出ない人なんだ、と。僕の方が水をたくさん飲んでた(笑)」という。高崎も「舞台やっていると場当たりも当たり前なんですが、『場当たりって何するんですか?』と聞いてきてかわいかった。ゲネプロに偉い人来るのはやめてって言っていたよね」と暴露すると、伊藤は「言わないで!」と慌てていた。
特撮ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で主演を務め、注目を集めた伊藤。昨年放送の朝ドラ『エール』では野球球児を演じ、丸刈りにしたことも記憶に新しいが、髪は短髪といえるまで伸びてきた。
伊藤は「短かった時はお風呂がすごく早かった。長くなってきて戻ってきたな、と寂しさもあるけど、このほうが安心しますよね。(頭が)守られている感じがある」といい、「でも(丸刈りにする)役が来たら髪型を変えていく。そこに抵抗はない」と俳優魂をみせた。
舞台では教師も演じるが、中学生役も4人で担当。伊藤は最年少21歳とあって「この中なら(制服が)1番似合うんじゃないか」と胸を張る。また、中学生の頃の自分に何かメッセージを送れるとしたら「ヘアセット上手くないよと言いたい。この仕事でメイクさんに会って、中学生が調子乗ってやっていたのはヘアセットじゃなかった。べちゃべちゃでしたよ」と苦笑い。馬場から「(特撮ドラマの)ヒーローになれたよって言わなくていいの?」と聞かれると「ヒーローになれたよー」と投げやりに答えて「雑だな」とツッコまれていた。
舞台は4月2日から11日まで同所で上演される。
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