
千葉県の衛生研究所は、変異した新型コロナウイルスの詳しい解析ができる機器を導入し、県独自に変異種の特定を行うなど検査態勢を強化しました。
千葉県によりますとこれまで県の衛生研究所では最初にイギリスで見つかった「N501Y」と呼ばれる変異ウイルスについては解析していましたが、そのほかの変異ウイルスの検査については国立感染症研究所に依頼して詳しい解析結果が出るのを2週間から3週間待つ必要がありました。
このため県は、詳しい遺伝子解析、いわゆる「ゲノム解析」ができる機器を国から借り受ける形で導入し、7日から検査態勢を強化しました。
この機器は、インドで最初に確認されたウイルスや南アフリカで最初に確認されたウイルスなど変異ウイルスとして遺伝子の配列が公表されている種類についてはすべて特定することができ、結果はこれまでの半分以下のおよそ1週間で把握できるようになるということです。
1週間あたり40検体を解析し、変異ウイルスの県内での広がりを迅速に把握する方針です。
千葉県は「これまでは感染者が療養期間を終えたあとに『変異ウイルス』だと判明することがあったが、今後は、より早く変異が判明するので、接触者や感染経路の調査に早く着手して、効果的な注意喚起につなげたい」と話しています。
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