3年前、千葉県野田市で小学4年生の女の子が虐待を受けて死亡した事件を受けて千葉県が昨年度行った児童相談所の第三者評価の結果、「適切に実施」と評価された項目は全体の1割程度にとどまりました。
事件を受け千葉県は県内の児童相談所の運営の透明化と支援の質の向上のため第三者評価を行い、最初に対象となった茂原市にある東上総児童相談所の評価結果を公表しました。
それによりますと、組織体制や子どもへの対応、一時保護所の運営など123の項目のうち「適切に実施」は12と1割程度にとどまり、「やや適切さにかける」が79、「適切ではない、または実施されていない」は32項目となりました。
具体的には通告から48時間以内に子どもの安全確認を行うなど命を守る取り組みは適切に実施していると評価された一方、病気で休んだり退職したりする職員が増加傾向にある職場の環境や、一時保護所の定員が常に超過している点などが改善が必要な課題として指摘されました。
県児童家庭課は「県全体の課題としてとらえて改善できるように取り組んで行きたい」としています。
からの記事と詳細 ( 千葉県 児童相談所の第三者評価 「適切実施」は1割程度|NHK 千葉県のニュース - NHK NEWS WEB )
https://ift.tt/3Iz0GpP
No comments:
Post a Comment